□わがまま
言葉が浮かばないとは、まさにこのことだろう。
そうか、つまり感情というものは、やはり言葉に出来ないんだろう。
日本語の不自由さに苛立ちを覚える。
こういう時に自分の無能さを恐ろしく感じてしまう。
どれだけボキャブラリーが豊富でも、絶好調時は明石家さんま師匠でさえ凌ぐとか豪語しちゃっても、いざって時にこの調子じゃあ、いつまで経っても何も手にすることはできないと思う。
対処法はいくつか知っている。
でもそれは風邪薬のようなもんで、根本的に何か変わるわけじゃない。
誠実に向きあえば向き合う程、自分がみすぼらしく思える。
一体何をやっているんだろう。
一体何がしたいんだろう。
こうして結局元の鞘に収まってしまう気がするのを止められそうにない。
でも思うんだ。
それでいいじゃんって。
だってさ、この現実離れしすぎている僕の理想論は、
今の世の中どころか、過去永劫どれだけ振り返ってもありゃしない。
世界中どこを探したっていやしない。
つまり、ドラマか漫画のみすぎか何なのかわかんないけど、
完璧じゃない自分を見向きもせず、他人にそれを求めるなんて都合良すぎなんだよ。
そこまでわかってて、それでも追い求めてしまう。
すんごいわがまま。
それが自分。
性格って変わるんだろうか。
考え方って変わるんだろうか。
感情って変わるんだろうか。
価値観って変わるんだろうか。
変わりたくないって囁く悪魔の僕がいる。
やっぱり僕は僕が嫌いだ。
こんな状態に陥っている僕が嫌いだ。
ま、いっか。
どうせ、どいつもこいつも自分勝手だし。
それは僕も同じだし。
みんな自分勝手に自分勝手な生き方してるんだ。
それを変えることなんて、否定することなんて誰にもできやしない。
僕のことだって誰にも否定できやしない。
でも、変えることはできるかもしれない。
僕には、僕にだけはその方法がわかっている。
さっさと変えてしまって欲しいのにな。
なんて他人任せな自分のわがままっぷりが、やっぱり居心地がいい。
焦るな、か。
じょーざぶろーでした
何この本(笑)