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□優しくって本当ばか

作家の原田宗典さんが、覚せい剤及び大麻所持の疑いで逮捕されました。

 

 作家の原田宗典容疑者を逮捕 覚醒剤と大麻所持の疑い

 

 

高校生の時、やたらと小説にかぶりついてた時期がありました。

授業中、休み時間、放課後。

三度の飯と授業と友達より読書。

今思うと軽く病的なくらい小説、小説、小説な日々を過ごしていました。

 

きっかけは辻仁成

覚醒は桜井亜美

涙腺崩壊は市川拓司。

 

ダブル村上や江國香織は読んだことないけど、唯川恵は好きです。

村山由佳は読まず嫌いです。

 

高校卒業と同時にぱたっと離れてしまったけど、ふいに読みたくなる時があって、今も読みかけの一冊が本棚にしまってある。

 

僕のなかの壊れていない部分 (光文社文庫)

僕のなかの壊れていない部分 (光文社文庫)

これ。

 

 

あれは確か…、全然覚えてない。

20代前半かなぁ。

高校生の時のようにがっつり読む気にもなれなくて、でも何か読みたくて。

そんな時に手にした1冊が、冒頭の原田宗典さん著『優しくって少しバカ』でした。

 

原田宗典さんの本は当時も今も、これ1冊しか読んだことがありません。

じゃあ、つまんなかったのかと言うとそうでもない。

逆を言えば、この1冊が妙にフィットしすぎて他の作品に興味が向かなかったという方がきっと正しい。

 

となると、どんな内容だったのか覚えてるはずなんだけど、そうでもない。

本当はタイトルが好きだっただけなんだって、今なら素直に言える気がする。

 

 

優しくって少しバカ。

 

 

なんか、いいよね。

ほら、なんだか自分のことを言ってるみたいでしょ。

って全国のみなさんが思うに違いない。

 

そんな原田宗典さんが逮捕されました。

本当ばか。

 

でも僕の中で勝手に岡村靖幸の位置。

覚せい剤ってダメ。大麻もダメ。

でもきっと出所したらファンや周りの人は許してしまう。

再度捕まったら笑ってしまう。

 

 

本当のところは僕にはわからないけれど、きっとそんな人なんじゃないのかなぁって。

そんな風に思えてしまう1冊。

 

 

 

優しくって少しバカ。

 

 

 

おすすめです。

 

 

 

じょーざぶろーでした

 

 

優しくって少しばか (集英社文庫)

優しくって少しばか (集英社文庫)