□村上春樹デビューについて
村上春樹デビューしました。
遅咲きも甚だしい。
村上春樹信者のことをハルキストだとかなんとか言うらしい。
僕も入信できるでしょうか。
さて、なぜ今更ながら村上春樹かと言うと、きっかけはこのツイートです。
”うちの奥さんでさえ、「あなたの書く小説は、私のための小説とは言えない(ほかにもっと肌身に間近に感じる小説はある)」と公言しております” しみじみ泣ける話だ RT 「村上春樹の小説」と「ハルキスト」が嫌いです - 村上さんのところ http://t.co/7VMLZWW3Mf
— Takeshi Ebihara (@TakeshiEbihara) 2015, 4月 22
気になってリンク先を見てみると、そこには村上春樹がいるじゃないですか。
(後のこのサイトが新潮社が設けた期間限定サイトだということがわかる)
色々と他の記事も読んでいくうちに、こりゃ何か一冊くらいは読まないと、読書二ストとしていかんなと思い立ったのでございます。
それともう1つはこのネタサイト。
いつだか忘れましたけど、FBのタイムライン上にシェアされました。
もしもシリーズが好きな僕としては、すかさず読んでは笑って光速で保存した覚えがあります。
それを今日の日のために、今まで紹介せずに温めておきました。
こうして偶然ないし、あるいは初めから決まってたかのように村上春樹に導かれてしまった僕の脳内では無意識的にアンテナが張り巡らされました。
すると、何が起きるか。
これをカラーバス効果というのですが、次から次へと縦横無尽に東西南北ありとあらゆる角度から村上春樹が僕を襲ってきます。
その中の1つがこちら。
僕が良く見ている、とても為になるブログ「わかったブログ」でも4月30日付けで村上春樹の話題が出る。
どうやら村上春樹もランナーらしい。
(ちなみにかん吉さんは僕が走り始めたきっかけの1人)
こうした連鎖反応の先で――つまり物事が連なり繋がり続けた結果――僕は1冊の本を手にすることとなる。
奇しくも、これが僕の村上春樹デビュー作。
もし僕が走ることを初めていなければ違っただろう。
もし僕がブログに興味を持っていなければ…。
もし僕が…。
人との出会いが偶然を越えて奇跡と言われることがあるように、本との出会いもそうなる可能性は十分に秘めています。
もちろんハルキストになりたいとは思っていません。
だけど、ただ一つ今思っていること。
久々に長く読める小説家に出会えたな。
(エベレストよりも上から)
じょーざぶろーでした。