□で、何と向き合っていたわけ？

言うは易し行うは難し。

誰がこんな言葉を言い出したんだっていうくらい、

自分がぴったりすぎて嫌になる。

わずか半年足らず前、

それはまるで決意表明かのように、

人生の一大事かのように、

偉そうに能書き垂れなバカがいた。

□向き合うということ

こいつ。

こいつのことは良く知っている。

３１年も前から知っている。

良い時も悪い時も共に過ごしてきたこいつ。

結局口ばっかりで、

何も変われないこいつ。

変わるってさ、こんなに大変なことなんだね…。

けっこう簡単に変われるって、そんな風に思ってました。

考え方とかならすぐに変わる。

でも、芯の部分、根っこの部分は全く変わらない。

外面ばっかいいんだ。

内面はなーんにも変わっちゃいない。

表面ばかり繕うのなんて誰でもできる。

でも、本当に大事な人の前ではそれすらできなかった。

たいした愚か者だ。

で、何と向き合っていたわけ？

理想の未来？

理想の自分？

理想の彼女？

いやいや、それは理想じゃなくて妄想だ。

そもそも向き合うべきは現実の自分であって、

現実の彼女でしょ。

それ、つまり現在。

今だよ今。

対して現実味を帯びてない理想の未来ばっか妄想ふけてる暇あったらさ、

今を見ろよ。

もっと現実を受け止めろよ。

受け入れろよ。

何を一体寝ぼけたことばっか言ってるんだよ。

もっと真剣に向き合えよ。

わかったか？

本当にわかってるなら、

まずは自分と向き合え。

それができない奴が、他人と向き合えるかっていうんだ。

んなこと大好きな理屈で考えればわかるでしょーに。

あーだっさ。

ださいださいとは思ってたけど、

ここまでださいやつだとは思わなかった。

ちょっとでも悔しいんなら、

ムカつくんなら、

本当に変わりたいんならさ。

人にとやかく言う前に、

誰かに文句言う前に、

1mmでもいいから自分と真剣に向き合うこと。

諦めんなよ、今度は。

絶対に。

わかってんだろ？

比較大好きなてめぇなら。

この人が、どれだけの人かってことくらい。

比べるまでもないだろ。

じょーざぶろーでした