□ユニバーサルスタジオジャパン
6年ぶり2度目のユニバーサルスタジオジャパン、略してUSJに行ってきました。
とりあえず声を大にして言いたいことは、最高に楽しかったってこと。
つまりはそうゆこと。
三連休中日、ハロウィン。
そうだね、そうだよね。
インター降りてから駐車場入るまで30分はかかったよね。
チケット買って入場するまで1時間かかったよね。
朝7時半に名古屋出て、USJの空気に触れたのは12時だったよね。
大盛況じゃないかUSJめ。
とりあえずお目当てのバイオハザードは整理券配布終了。
おい、こら。
気を取り直してスパイダーマン4-D。
3時間半待ち。
おいこらおい。
あのね、初デートで入場まで1時間待っただけでも凄いのに、3時間半待ちってなんだよ。
終わったら4時じゃねーか。
1日の半分以上が終わってるってさ。
ふざけるな!!
でもね、待ちましたよ。
そしたら2時間半で乗れましたよ。
めちゃくちゃおもしろかったですよ。
うん、まぁ、許す。
外でたら雨だよね。
予報通り雨だよね。
お腹へったからご飯食べるよね。
「いらっしゃいませ^^お席は取られましたか^^?」
見渡す限り、人、人、人。
「え?席取らないとまずいですか?」
「そうですねぇ。重たいお盆を彼女さんに持たせてしまうことになりますよ?」
「あ、じゃあ僕が持ちますから大丈夫です。その代わり席取っといてもらっていいですか?」
「お兄さん面白いですねぇ。大阪の方ですね」
「いえ、名古屋から来ました」
「そうなんですか?てっきり吉本かと思いましたよ^^」
「いえ、川上です。」
くだらないショートコントを終え、ピザとパスタを購入。
確かに無駄にお盆が重い。
そして席が空かない。
よく見ると、空いた席を狙うハンターの目つきになったカップルや家族連れが店内を占拠していることに気づく。
でもそんな視線を物ともせず、ちんたらと食事ができるこいつらの図太さにも拍手を送りたい。
せっかくなので、すれ違った外個人の女性店員さんに声をかけてみる。
「席空かないですよねぇ」
「そうですね(;_;)ごめんなさい(;_;)」
日本語が達者すぎる。さすがUSJ。
結局15分くらい経って、ようやく1席ハント完了。
と、その時だった。
「良かったら新しく作りなおしてきます!」
振り返ると先程声をかけた外個人の店員さんだった。
「いやいやいや、いいですよ、大丈夫です大丈夫です」
「で、でも…!せっかくなら美味しいご飯食べていただきたいですから(´;ω;`)」
「えー…でも…」
「(´;ω;`)」
「わかりました、お願いします」
「すぐにお持ちしますね!!」
そう言うと彼女はすぐに新しく温かいご飯を持ってきてくれた。
何このクオリティ。
どうみてもUSJらしからぬ対応。
食事を終え外へ出ると雨足が強くなっていた。
そこで先程の彼女に再度声をかける。
「さっきはありがとうございました。傘が売ってるところわかりますか?」
「それでしたら、あちら側にセサミストリートのお店がありますので、そこでしたら売ってると思いますよ^^」
なんか心温まるなぁ。
慣れない(と思われる)異国の地で、見も知らぬ僕に対するこの対応。
彼女の心は本当に綺麗なんだろうなぁ。
セサミストリートでエルモのビニール傘(1200円)を買い、次はスペース・ファンタジー・ザ・ライドへ。
ホラー仕様に変更のため運休中。
気を取り直し、マミー・ミュージアムへ。
今知ったけど、これハムナプトラだったんだね。
待ち時間は100分。
その時間帯一番空いていた。
「これ乗ったらスペース・ファンタジー・ザ・ライド行こうか。そしたらちょうどゾンビナイトだね。ははは」
なんて並んだのを皮切りに、どんどん後ろに人が並んでいく。
最後尾を記した看板を持つ女性スタッフが掲げる時間は、行けども行けども120分。
どう見ても100人くらい追加で並んでるのに120分。
あやしい。
ようやく入場できた頃には2時間半くらい経ってました。
おいこらUSJ。
でもね、これ面白かったよー。
言ってしまえばただのお化け屋敷なんですけど、ワーキャー悲鳴上げて怖がってる彼女を見てると思うわけですよ。
『可愛いなぁ』って。
意外とSです、僕。
もちろん出た後散々罵られましたが。
『最低』『ひどい』『信じられない』と軽くキレてました。
で、スペース・ファンタジー・ザ・ライド行こうかなー思ってたら、気づけばゾンビナイト。
これはビビった。
ビビって笑いが止まらなかった。
だっていきなりマイケルジャクソン踊るんだもん。
さすが吉本。
コント能力高いわ。
そんなわけで、またワーキャー言ってる彼女をゾンビへ押し付けながらスペース・ファンタジー・ザ・ライドへ。
時間は7時半頃だったかな。
まさかの待ち時間150分。
だからさ、それもう閉店だろ。
でもスタッフが超笑顔で「どうぞー^^」なんて言うから並びましたよ。
足痛いけど、せっかくだし、近かったし、ジュラシックパークよりマシだろうし。
んで30分くらいで乗れました。
ふざけるな(笑)
貞子バージョンのスペース・ファンタジー・ザ・ライドは最後にとんでもないオチがあると思ってたけど、結局そうでもなかったです。
その後、時間も時間でしたが、どーしても『肉』食べたくて、あのジブリに出てきそうな『肉』食べたくて、彼女に連れてかれるままジュラシックパークの方へ。
そこで見つけた屋台の店員もゾンビ。
「あのー、肉欲しいんですけど…」
「隣で券買って!!」
まじ冷てぇ(笑)
で、肉をむさぼり食い散らかしながらゾンビをすり抜けるように(さりげなく彼女を押し付けるように)出口へと向かう。
本当はさ、バックドロップ乗りたかったんだけどね。
「絶叫系苦手で…」
「何かをきっかけで面白くなるよ?」
「でも、本当怖くて…」
「今日を境に乗れるようになるかもよ?」
「本当無理…」
的なやりとりをほぼ1日じゅうやり過ごしてて。
最後に偶然バックドロップの前通ったら、
『運休中』
おつかれっす。
ってなわけで棚から商品がなくなってるお土産売り場でテキトーにお土産買って、出口の外の地球儀の前という定番中の定番チューンで記念撮影。
過去にないくらいノリで誘って、ノリで来て、ノリで過ごしたUSJ。
「パーク内はカップルな」
なんて言ってた魔法も解けてしまったので、おとなしく家路につきました。
あー楽しかった。
待ち時間の適当さに定評のあるUSJ。
意外な接客クオリティを誇るUSJ。
6年前に来た時は全然空いてたけど、今じゃ1日かけて3つしかアトラクションに乗れないUSJ。
でも、6年前に来た時より全然楽しかった。
自分で言いますけど、それをどう楽しむのかは、やっぱり自分次第ですね。
だからこそ、どこへ行くか、じゃなくて、誰と行くか、なんだろうな。
思い出は、思い出を作りたい人と行くべき。
30にもなって、ようやくそんなことに気がついたのかもしれない。
じょーざぶろーでした
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